バーチャル照明を使用したオンライン表彰式の開催のため、ON studioをご利用いただきました。今回はオンラインイベントで活躍するバーチャル空間を華やかに演出できるバーチャル照明について紹介します。
【お客様情報】
お客様情報:株式会社キクチ 様
https://www.kikuchi-corp.com/(外部サイト)
利用スタジオ:
スタジオ1=メイン会場
スタジオ2、控室A、控室B=出演者控室
用途:オンライン表彰式
スタジオ来場者数 20名
(MC 2名・受賞者 8名・プレゼンター 3名・スタッフ 約7名)
【オンライン表彰式のポイント】
バーチャル照明とは?
バーチャル照明とはバーチャル空間の中に操作可能な照明機材を組み込むことで、リアルな照明演出を行うことができます。
オンライン表彰式をリアルイベントと遜色ない華やかな演出にすることが可能です。
一般的なバーチャル空間の場合、背景の一部として照明を置くことはできますが場面に合わせて照明を変更することは困難です。
一方でバーチャル照明は現場でオペレーターが演出を行います。リハーサルの段階で本番の動きに合わせて、その場で照明演出やカメラワークなどのすり合わせを行い、当日に演出変更となった場合も本番までの短時間で調整を行うことが可能です。
また、オンラインイベントでも出演者の方がリアルイベントと遜色ない臨場感を味わってもらうために、今回のオンライン表彰式では現場にムービングライトを設置しました。
リアルイベントとの違いとして、事前に背景や照明をバーチャル空間にてセッティングしているため、当日の機材セッティング時間が短縮できます。
TriCaster® 2 Eliteを使用した画面合成
TriCaster® 2 Eliteを使用することでご要望に合わせたオリジナルの画面構成にすることが可能です。
今回のオンライン表彰式でも、お客様からのご要望に合わせたオリジナルの背景を作成しました。
>オンラインイベント・表彰式のマンネリ化を解決!【TriCasterを使った映像演出】
シーン1:Zoom画面が1つの場合
シーン2:Zoom画面が5つの場合
国内外からのオンライン参加
今回のオンライン表彰式では現地に来られない国内外事業所からZoomを通して、表彰式に参加していただきました。
リモート出演の場合、本番中に映像や音声が届かない等のトラブルが発生する恐れがあります。そのため、事前に接続チェックを行い、画面共有をしながら出演イメージや進行のすり合わせを十分に確認した上で本番に臨みました。
【バーチャル照明ができるまでの流れ】
背景デザインや装飾品などの希望をお客様にヒアリングします
お客様のご要望を踏まえてバーチャル空間を作成します
バーチャル空間の中にムービングライトを設置し、バーチャル空間内で操作を行います
バーチャル空間とライブカメラを合成して最終的な映像が完成します! 具体的な立ち位置やカメラワークなどをリハーサル時にお客様と現地にて確認、調整します。
【お客様コメント】
なるべく全社員に参加してもらえるようにオンラインでの表彰式は決まっていました。
参加者が飽きないような仕掛けはできないかと探していたところYouTubeで電音さんを見つけ、テレビのようなカメラワークやバーチャル背景が面白いと感じたので決めました。
機材等が沢山あり、本当にテレビのスタジオの様でした。 本番はグリーンバックではありましたが、モニターで随時どのように映っているかを確認することができたので安心して臨むことができました。また、控室等も同じビルにあったので、出演者の方も分かりやすかったと思います。
海外も含む全拠点で中継を繋ぐことができたので、社員からも他の事業所を知る機会になり好評でした! また、イベントの様子も動画制作していただき、画質も良く素敵なものを作っていただけました。 改善点については、当日リハの時間が想定よりもかかってしまい、バタついた印象だったのでもう少し前から当日の動きの確認を電音さんとやるべきだったなと思いました。
バーチャル空間ではありつつも場面場面で照明を変えることができるので、単調な画面にならず、リアリティさを演出できたかと思います。
今回のオンライン表彰式ではON studioに設置してあるグリーンバックとTriCaster® 2 Eliteを使用したバーチャル空間での画面合成を行いました。さらに、当社の技術力と現場対応力を組み合わせたバーチャル照明をご提案させていただきました。
オンラインイベントはもちろん!リアルイベントなどイベントに関することは、電音エンジニアリングにおまかせください!
ぜひ、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。